失敗しない葬儀業者の選び方

葬儀の規模と参列者の人数・形式や宗派について

葬儀の規模と参列者の人数・形式や宗派について 日本において葬儀には様々な種類があり、それぞれ形式が若干異なります。
多く行われているのは仏式による一般葬であり、さらに宗派によって形式や方法が異なっています。
家族葬や直葬、1日葬では宗教宗派は関係がないことが多く、20人程度と小規模です。
一般に行われる葬儀では30人から100人ほどと規模が大きくなり、納棺から通夜、告別式そして火葬という流れになっています。
これらの流れはどの宗派も同じですが、違いはお焼香や考え方、経典にあり、浄土真宗や臨済宗ではお焼香は1回のところ、真言宗は3回となっています。
また数珠の形状も違いがあり、持ち方にも違いがあります。
特に浄土真宗は他の宗派との違いが明確であり、亡くなってすぐに成仏することができるという考え方から葬儀では故人をあの世へ送り出す、良い世界に行けるよう祈るといったことを目的としておらず、葬儀においては清めの塩なども用いません。
このように参列者の人数に違いはありませんが、お焼香の仕方や具体的な考え方に差が生じています。

葬儀の種類について分かりやすく説明します

葬儀の種類について分かりやすく説明します 一般葬では遺族や親族だけでなく、友人や職場関係者や近隣住民など幅広い人に参列してもらいます。
家族葬では、親族など故人とごくごく親しい人だけの小規模で行うためゆっくりと故人と最期の別れをすることができます。
密葬ではまず親族や親しい者だけで行ってから、後日一般の参列者を招待します。
一日葬では、通夜をせずに葬儀と告別式のみを一日で行います。
直葬では、通夜や告別式を行わずに火葬のみを行うので遺族への負担が少ないです。
市民葬は、自治体が提供する低価格で簡素なものです。
自宅葬は、故人の住み慣れた自宅で行われます。
社葬は、会社の代表者が亡くなったり社員が殉職した時などに会社主体で行われます。
遺族や複数の会社で執り行う場合は合同葬といいます。
生前葬とは、事前に自分の葬儀の企画してお別れの会などを開くことです。
自然葬とは、遺骨を埋葬せずに散骨することです。
土に埋めて植林する樹木葬や海にまく海洋葬など様々で、法律や条例に基づいて行います。